共通テスト(情報) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問2 (第1問 問1(b))

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問題

共通テスト(情報)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問2(第1問 問1(b)) (訂正依頼・報告はこちら)

次の問いに答えよ。

b 情報セキュリティに関する記述として最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
  • 犯罪につながる情報が公開されているWebサイトに日本国内からアクセスすると、不正アクセス禁止法違反になる。
  • ネットワークの通信速度を高速にすることにより、マルウェアによる被害を最小限に抑えることができる。
  • ソーシャルエンジニアリングによる被害を防ぐには、コンピュータの主記憶装置(メモリ)を増設することが有効である。
  • 保有するデータをバックアップしておくことで、情報セキュリティの要素である「可用性」を高めることができる。
  • ファイアウォールを利用することによって、無線LANでの通信内容が盗聴されることを防ぐことができる。

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この過去問の解説 (1件)

01

情報セキュリティにおける機密性・完全性・可用性や、セキュリティ対策、法律、脅威に関する問題です。

 

情報のセキュリティ要素である「可用性」は、システムやデータが正しく維持され、正当な権限を持つ人がいつでも利用できる状態を保つことを指します。 したがって、データを定期的にバックアップしておくことは、万が一のデータ消失や障害時に備えてデータを復旧できるようにし、可用性を高めるための有効な手段となります。

選択肢1. 犯罪につながる情報が公開されているWebサイトに日本国内からアクセスすると、不正アクセス禁止法違反になる。

不正アクセス禁止法は、アクセス権限のないコンピュータに不正に侵入する行為などを処罰する法律です。単に公開されているウェブサイトを閲覧する行為はこれに該当しないため誤りです。

選択肢2. ネットワークの通信速度を高速にすることにより、マルウェアによる被害を最小限に抑えることができる。

ネットワークの通信速度とマルウェア被害の防止・最小化には直接的な因果関係はありません。マルウェア対策にはウイルス対策ソフトの導入やOSのアップデートなどが有効であるため誤りです。

選択肢3. ソーシャルエンジニアリングによる被害を防ぐには、コンピュータの主記憶装置(メモリ)を増設することが有効である。

 ソーシャルエンジニアリングは、人間の心理的隙や不注意につけ込んでパスワードなどを不正に聞き出す手口です。

メモリの増設は技術的なハードウェアの強化であり、人間の行動に起因するセキュリティ脅威の対策にはならないため誤りです。

選択肢4. 保有するデータをバックアップしておくことで、情報セキュリティの要素である「可用性」を高めることができる。

バックアップをとることで、システム障害やデータ破損が発生した際にも速やかに復旧し、いつでもデータを利用できる状態を維持できるため、可用性を高めることにつながります。

選択肢5. ファイアウォールを利用することによって、無線LANでの通信内容が盗聴されることを防ぐことができる。

ファイアウォールはネットワークの境界で不正なアクセスを遮断する仕組みですが、無線LANの電波の傍受による通信内容の盗聴を防ぐことはできません。

盗聴対策には通信の暗号化が必要となるため誤りです。

まとめ

情報セキュリティの3大要素である「機密性」「完全性」「可用性」のそれぞれの意味や、ファイアウォール・バックアップ・ソーシャルエンジニアリングなどの基本的な用語の定義を正確に区別できるようにしておきましょう。

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