大学入学共通テスト(情報) 過去問
令和6年度(2024年度)追・試験
問2 (<旧課程>情報関係基礎(第1問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(情報)試験 令和6年度(2024年度)追・試験 問2(<旧課程>情報関係基礎(第1問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、問いに答えよ。

a  一般に、コンピュータで文字を表現するには、文字ごとに数値を割り当てた( ア )を利用している。( ア )の体系には、例えば世界中の様々な言語の文字を統一的に表現することを目指した( イ )がある。

b  音楽や映像などのディジタルデータや、アイデア、ロゴマークは、その価値を生み出した創作者を保護することを目的として、様々な権利が認められており、それらの権利を( ウ )という。( ウ )の中には創作した時点で発生する著作権と、申請や登録などの手続きが必要な産業財産権などがある。産業財産権の具体的な権利としては( エ )や( オ )が挙げられる。

c  本人認証を行う上で生体認証は、( カ )という特徴がある。

( イ )にあてはまるものを1つ選べ。
  • ASCII
  • EUC−JP
  • Unicode
  • シフトJIS

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題で覚えておくべきポイントは以下の通りです。

国際化に伴って、世界中の様々な言語を一元管理させる必要があり、

国際的な標準規格として定めたものを指すものが正解となります。

 

では、問題を見てみましょう。

選択肢1. ASCII

不正解

ASCII(アスキー)は、

コンピュータで文字を標準的なコードで表すための文字コードで、

0~127までの数字を使って128種類の文字を表します。

ASCIIでは英語の文字と基本的な記号しか表現できないため誤りです。

選択肢2. EUC−JP

EUC-JPは日本語に特化した(Extended Unix Code)の標準規格であり、

単一バイト文字とマルチバイト文字で構成されますが、

日本語を中心とした文字コードしか表現できないため誤りです

選択肢3. Unicode

正解

冒頭で説明しました通り、

全世界で共通で使えるように、

国際的な標準規格として定めたものがUnicode(ユニコード)となり、

これが正解となります。

Unicodeは文字処理の世界標準規格として、

現在では世界中に広く普及されています。

 

選択肢4. シフトJIS

不正解

シフトJISは、日本語の文字をコンピュータで扱うための文字コードであり、

ACSII文字と日本語文字を組み合わせて表現されますが、

日本語以外の文字は扱えないため誤りです

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