大学入学共通テスト(情報) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問6 (<旧課程>情報関係基礎(第1問) 問6)

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問題

大学入学共通テスト(情報)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問6(<旧課程>情報関係基礎(第1問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章(d)を読み、空欄( キ )に最も適当なものを、後の解答群のうちから一つ選べ。

d  あるコンビニエンスストアでは、次の図2のような2次元コードをリーダに読み取らせて支払いを行うことができる。2次元コードは、一部が汚れて欠けていても正しく読み取ることができる。これは( キ )ためである。このコンビニエンスストアでは、支払い手段として非接触型ICカードを利用することもできる。非接触型ICカードは、ICチップに記録されたデータを電波で読み書きできる方式であり、( ク )という利点がある。
問題文の画像
  • コードの読み取りに機械学習による推論が利用されている
  • コードに誤りを訂正するための情報が付加されている
  • コードの隅にある三つのマークで常に正しい向きが検出される
  • コードの読み取り用カメラに汚れを透過する機能が備わっている

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は「コードに誤りを訂正するための情報が付加されている」です。

 

2次元コードは縦方向と横方向に情報をもつので、「2次元」と名称がついています。

コードは、もたせたい情報の本体と、読み取った時の誤りや不整合を訂正する情報を組み合わせて作成されます。

選択肢1. コードの読み取りに機械学習による推論が利用されている

不適切です。AIの機械学習による推論は利用されていません。

コードのルール・法則性が決まっているため、人間でも解読することができます。

選択肢2. コードに誤りを訂正するための情報が付加されている

適切です。コードを読み取った時の誤りや不整合を訂正する情報が含まれていることで、コードの一部が欠けていても正しく読み取れます。

選択肢3. コードの隅にある三つのマークで常に正しい向きが検出される

不適切です。内容は正しいですが、問題文の「一部が汚れて欠けていても正しく読み取ることができる」理由には当てはまりません。

選択肢4. コードの読み取り用カメラに汚れを透過する機能が備わっている

不適切です。コードを読み取るカメラではなく、コード自体の情報によって、一部が欠けていても正しく読み取ることができます。

まとめ

2次元コードは縦方向と横方向に情報をもち、コードの隅にある三つの四角で上下左右の向きを判定できます。

コードには、読み取った時の誤りや不整合を訂正する情報が含まれているため、コードの一部が欠けていても正しく読み取れます。

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