大学入学共通テスト(情報) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問16 (<旧課程>情報関係基礎(第1問) 問16)

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問題

大学入学共通テスト(情報)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問16(<旧課程>情報関係基礎(第1問) 問16) (訂正依頼・報告はこちら)

グレースケールで表現されたディジタル画像について考える。8ビットの値を16進表記した場合、最小値は00、最大値はFFとなる。この00からFFを256階調のグレースケールとして考えると、それぞれの数値に対応する色(濃淡)が表現できる。図1は、00を黒、FFを白とした8ビットのグレースケール画像の例である。各マス目(画素)にはグレースケールの数値(16進表記)と、その数値に対応する背景色が示されている。

ここで、ディジタル画像における各画素の特定のビットが画像の見た目に与える影響を考える。図1の中で、E0のマス目に注目する。16進表記のE0は、2進表記で11100000となり、この上位4ビットは16進表記ではEで、2進表記では1110である。このE0のマス目が含まれる列を最も上のマス目から順に縦方向に見ていくと、マス目の色が白に近い色から黒に近い色に変化していく。この列に含まれるマス目の数値はすべて下位4ビットが16進表記で0であり、上位4ビットはそれぞれ異なる。列内の最小値は16進表記で00、最大値は( セ )であり、最小値と最大値の差は10進表記で( ソタチ )である。この差が00のマス目と( セ )のマス目の色の違いに相当する。
一方、E0のマス目が含まれる行のマス目の数値は上位4ビットが16進表記で( ツ )であり、下位4ビットはそれぞれ異なる。行内の最小値と最大値の差は10進表記で15である。E0のマス目が含まれる行と列のマス目の色変化を比較した場合、列の方がマス目の色の変化が大きい。
このことをふまえると、図1の画像において、( テ )の方が画像の見た目に与える影響が大きい。
この性質を利用すると、特定のビットの数値を意図的に操作することで、元画像の見た目に大きな影響を与えずに、新たなデータを付加することができる。画像の見た目に与える影響が小さい1ビットを全画素分利用して、画像に文字を埋め込むことを考える。画像のサイズが200✕200画素の場合、2バイトで1文字を表現するのであれば、最大( ト )文字分を埋め込むことができる。

( ツ )にあてはまるものを1つ選べ。
問題文の画像
  • 0
  • 4
  • 8
  • C
  • E
  • F

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この過去問の解説 (1件)

01

デジタル画像の「E0」が含まれるのマス目の数値は、上位4ビットがすべて「E」であり、また下位4ビットはすべて異なる数値になっていて、行内の最大値は「EF」、最小値は「E0」でその差は10進数で「15」です。

 「E0」が含まれるマス目のを見ると下位4ビットは同じで上位4ビットだけが異なり、最大値と最小値の差は240であり、このことに伴いマス目の色の変化も大きくなっています。一方、「E0」が含まれるマス目のを見ると上位4ビットは同じで下位4ビットだけが異なり、最大値と最小値の差は15であり、このことに伴いマス目の色の変化もより小さくなっています。

これより、図1の画像において、下位のビットの変化より上位のビットの変化の方がマス目の色の変化に与える影響が大きいことがわかります。

 

この性質を利用して、画像の見た目に与える影響が小さい1ビットを全画素分利用して文字を埋め込むことを考えたときに、200×200の画素の場合、総画素数は200×200=40000 画素、また2バイトで1文字ならば1文字=16ビットであり、40000画素なら40000ビットが利用できるので、その文字数は

 40000÷16=2500

 よって、2500文字を埋め込むことができます。

 

以上より、解答欄(ツ)には、「E」の選択肢の番号が入ります。

まとめ

前問と同じ内容の問題で答はすぐにわかりますが、大事な点は、上位や下位のビットの変化が色の変化の割合とどのように関係しているかということを推察していくことです。このあとの設問のことも頭に入れながら、問題文を読み進めて欲しいと思います。

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