大学入学共通テスト(情報) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問37 (<旧課程>情報関係基礎(第3問) 問6)

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問題

大学入学共通テスト(情報)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問37(<旧課程>情報関係基礎(第3問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、問いに答えよ。

ある個別指導塾では、午後の時間帯を、第1時限から第5時限までの五つの時限に分けて講義を開講している。受講生は時限を指定して、指導を受ける。
時限ごとに受講生数をまとめたところ、第1時限から順に10、8、19、14、7(人)となった。この個別指導塾では、一対一での指導を行っている。そのため、講義を開講するには、この受講生数と同じ人数の講師を各時限に割り当てる必要がある。
講師は、複数の時限の講義を連続して担当することがある。そこで、塾の講師割り当て担当者は、講師の人数を担当開始時限・終了時限ごとにまとめた担当表を作成することにした。
はじめに、各講師が一つの時限のみを担当する場合を考え、表1の担当表を作成した。これは、表の開始時限と終了時限が等しい要素(以下、対角要素と呼ぶ。)に、各時限の受講生数と同じ講師人数を記したものである。表の合計値が58であることから、その日に出勤して講義を担当する講師の人数が58人であることがわかる。なお、以下では担当表の「開始時限k,終了時限s」の要素を【k,s】と表記する。

表1において、講師の人数が最も多いのは第( ア )時限であり、その人数は【( ア ),( ア )】から読み取れる。逆に、講師の人数が最も少ない時限の人数は【( イ ),( イ )】から読み取れる。
表1では各講師が一つの時限のみを担当することとしたが、講師が2時限連続で担当すると、出勤する講師の人数を減らすことができる。例えば表1において、5人の講師が第2時限と第3時限を連続で担当する場合、【2,3】に5を記し、【2,2】と【3,3】を5ずつ減らすことができる。その結果、担当表は表2のようになる。
担当表をコンピュータで扱うため、2次元配列Hyouを準備し、表1の要素【k,s】に記された人数がHyou[k,s]の値となるように格納した。そのうえで、「担当開始時限」と「2時限連続で担当する講師の人数」が入力されたとき、表1の初期状態の担当表を書き換える手続き(図1)を作成した。なお、この手続きを1回実行すると、Hyouの要素の合計値は( カ )だけ減少する。

図1 担当表書き換え手続き(2時限連続)

(01) kaisi ← 【担当開始時限】
(02) ninzu ← 【2時限連続で担当する講師の人数】
(03) Hyou[( ウ ),( エ )] ← ( オ )
(04) Hyou[( ウ ),( ウ )]を( オ )減らす
(05) Hyou[( エ ),( エ )]を( オ )減らす

( カ )にあてはまるものを1つ選べ。
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  • kaisi+1
  • ninzu−1
  • ninzu
  • ninzu+1

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この過去問の解説 (1件)

01

図1の手続きでは(01)〜(02)行目で変数の定義を行い、(03)〜(05)で担当表の書き換えを実行しています。

ですので、手続きを1回実行してHyouの要素の合計値がどれだけ変わったかを導くには、(03)〜(05)で行われた値の増減を調べればよいということがわかります。

 

ここで(03)〜(05)の処理内容は、以下のようになります。

 

(03) Hyou[kaisi,kaisi+1]に、2時限連続で担当する講師の人数を格納します。

つまり変数ninzuの値を入れるということです。

 

(04) Hyou[kaisi,kaisi]の値から、2時限連続で担当する講師の人数を引きます。

これでHyou[kaisi,kaisi]には、2時限連続で担当する講師と同じ開始時限に、1時限だけ講義を担当する講師の人数が残ります。

 

(05) Hyou[kaisi+1,kaisi+1]の値からも、2時限連続で担当する講師の人数を引きます。

これでHyou[kaisi+1,kaisi+1]には、2時限連続で担当する講師と同じ終了時限に、1時限だけ講義を担当する講師の人数が残ります。

以上の処理内容を把握したうえで、表の要素の増減を計算します。

選択肢5. ninzu

(03)〜(05)行目のそれぞれで、どのような値の増減があったかを見ていきます。

 

(03) 2時限連続で担当する講師の人数、つまり変数ninzuの値が足されています。

(04) 開始時現の対角要素であるHyou[kaisi,kaisi]から、変数ninzuぶん減っています。

(05) 終了時限の対角要素であるHyou[kaisi+1,kaisi+1]から、変数ninzuぶん減っています。

 

値の増減を合計すると-ninzu、つまり合計値はninzuだけ減少しています。

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