共通テスト(情報) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問28 (<旧課程>情報関係基礎(第2問) 問13)

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問題

共通テスト(情報)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問28(<旧課程>情報関係基礎(第2問) 問13) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、問いに答えよ。

AさんにはSNS上で遊ぶお気に入りのゲームがある。このゲーム内では相互に友達の申請をすると「友達」になれる。友達になることでメッセージのやり取りが可能となり、情報を共有することができる。複数人で協力することでゲームを有利に進められるため、Aさんは協力プレイを呼びかけるメッセージを送ってからゲームを始めるようにしている。なお、メッセージは1回で友達全員に届く。Aさんと同じクラスの生徒のうち、Aさんを含めて9名がこのゲームをプレイしている。

ゲーム内の9名の友達関係を次の図1に示す。図1において点Aから点Iは生徒を表しており、友達である生徒同士は線で結ばれている。

Aさんは友達の友達にもメッセージを共有してもらえれば、さらにゲームが有利に進められると考えた。そこで、友達関係を拡張して「友達の友達もみんな友達」という視点で考えることにした。
あるXさんを基準としたとき、Xさんの友達を1友、Xさんの友達の友達を2友と考える。つまり、Xさんから線をe本たどった先の人をe友(eは1以上の整数)とする。

たまたまAさんに予定がありゲームをプレイできない日があった。後日Aさんは友達から、その日は協力プレイの人数が集まらずゲームが進まなかったと言われた。そこでAさんは、ゲームを休む人がいることと、情報が共有できなくなることとの関係を考えることにした。
まず初めに次の図2の状況を考える。このときXは、自分自身が2友であることをふまえると( ス )であり、Xがゲームを休むと残りの全員は同じ情報を共有できない。しかし、YやZも同様に( ス )であるが、ゲームを休んでも残りの全員は同じ情報を共有できる。次に、図3の状況を考えてみた。このとき、Xは( セ )であり、Xがゲームを休んでも残りの全員は同じ情報を共有できる。そのため、Aさんは1友と2友の関係において( セ )を考えることで、そのひと一人が休んでも、残りの全員は同じ情報を共有できると考えた。Aさんは、図3のような関係を三角形と呼ぶことにした。

そこでAさんは、図1において三角形のメンバーになっている人を調べてみたところ、Aさん、Bさん、Cさん、Dさん、Gさん、Hさんの6名であった。この中で、( セ )は例えばDさんが該当する。ほかに( セ )に該当するのは( ソ )、( タ )、( チ )で合わせて4名である。Aさんは、この4名はゲームを休んでも残りの全員が同じ情報を共有できると考えたが、図1を見るとこの4名のうち( ツ )がゲームを休むと全員が同じ情報を共有できなくなる。そのためAさんは、全員が情報共有できるためのより正確な条件を考えてみた。図1において、あるXさんが( セ )であるとき、次の(1)か(2)のどちらかを満たせば、Xさんが休んでも残りの全員は情報共有できることにAさんは気付いた。
(1)Xさんが一つだけの三角形のメンバーであれば、休んでも残りの全員は情報共有できる。このXさんとして( テ )が該当する。
(2)Xさんが二つ以上の三角形のメンバーであり、これらの三角形のうち、任意の三角形がそれ以外の少なくとも一つの三角形と同じ線を共有するのであれば、休んでも残りの全員は情報共有できる。このXさんとしてDさんと( ト )が該当する。
また、1友の数が一人である生徒はゲームを休んでも残りの全員は情報共有でき、二人いることがわかった。
Aさんはこれらの結果から、休むと全員が情報共有できなくなる可能性のある人には早めに声をかけることとし、「明日来てくれるかな?」とお昼休みに呼びかけることにした。

( ソ )・( タ )・( チ )にあてはまるものを3つ選べ。
問題文の画像
  • Aさん
  • Bさん
  • Cさん
  • Dさん
  • Eさん
  • Fさん
  • Gさん
  • Hさん
  • Iさん

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この過去問の解説 (3件)

01

Aさん、Bさん、Cさん、Dさん、Gさん、Hさんの6名のなかで、Dさんの他に、1友のすべてが2友でもある人に該当するかどうかをそれぞれ考えます。

選択肢1. Aさん

Aさんの1友は、H,G,B,Dです。

これら1友はそれぞれ2友でもあるため、適切です。

選択肢2. Bさん

Bさんの1友は、A,D,Cです。

これら1友はそれぞれ2友でもあるため、適切です。

選択肢3. Cさん

Cさんの1友は、B,D,Eです。

Eさんはの2友ではないため不適切です。

選択肢4. Dさん

問題文より、D以外を問われているため、不適切です。

選択肢5. Eさん

Eさんの1友は、C,Fです。

どちらもEさんの2友ではないため、不適切です。

選択肢6. Fさん

Fさんの1友は、Eです。

EさんはFさんの2友ではないため、不適切です。

選択肢7. Gさん

Gさんの1友は、A,Hです。

これら1友はそれぞれ2友でもあるため、適切です。

選択肢8. Hさん

Hさんの1友は、G,Iです。

Iさんは、Hさんの2友ではないため、不適切です。

選択肢9. Iさん

Iさんの1友は、Hです。

2友ではないため、不適切です。

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02

前問では、空欄(セ)が「1友のすべてが2友でもある人」であることを確認しました。

図3では、X・Y・Zが三角形になるように、すべて線でつながっています。

Xから見ると、1友はYとZです。

X → Y → Zと線を2本たどると、Zに着きます。
X → Z → Yと線を2本たどると、Yに着きます。

したがって、YとZは1友であると同時に2友でもあります。

つまり、Xは1友のすべてが2友でもある人です。

 

図1ではDさんがこの条件に当てはまることが、問題文ですでに示されています。

選択肢1. Aさん

Aさんの1友は、Hさん、Gさん、Bさん、Dさんです。

HさんとGさんを含む三角形があるので、次のように線を2本たどれます。

A → G → H
A → H → G

したがって、HさんとGさんはAさんの2友でもあります。

また、Aさん、Bさん、Dさんも三角形になっています。

A → D → B
A → B → D

したがって、BさんとDさんもAさんの2友です。

Aさんの1友は全員が2友でもあるため、空欄に入ります。

選択肢2. Bさん

Bさんの1友は、Aさん、Cさん、Dさんです。

Aさん、Bさん、Dさんが三角形なので、AさんとDさんはBさんの2友でもあります。

また、Bさん、Cさん、Dさんも三角形です。

B → D → C
B → C → D

したがって、CさんもBさんの2友です。

Bさんの1友は全員が2友でもあるため、空欄に入ります。

選択肢3. Cさん

Cさんの1友は、Bさん、Dさん、Eさんです。

BさんとDさんは、Bさん、Cさん、Dさんの三角形によって2友にもなります。

しかし、Eさんとの線を含む三角形はありません。そのため、EさんはCさんの1友ですが、2友ではありません。

すべての1友が2友でもあるという条件を満たしません。

選択肢4. Dさん

問題文ですでに「例えばDさんが該当する」と示されています。

選択肢5. Eさん

Eさんの1友は、CさんとFさんです。

Cさん、Eさん、Fさんは三角形になっておらず、CさんとFさんの間にも線がありません。そのため、CさんとFさんはEさんの2友ではありません。

条件を満たしません。

選択肢6. Fさん

Fさんの1友はEさんだけです。

Fさんから線を2本たどってEさんへ着く道はありません。そのため、EさんはFさんの2友ではありません。

条件を満たしません。

選択肢7. Gさん

Gさんの1友は、HさんとAさんです。

Aさん、Gさん、Hさんは三角形になっています。

G → A → H
G → H → A

このように、HさんとAさんはどちらもGさんの2友でもあります。

Gさんの1友は全員が2友でもあるため、空欄に入ります。

選択肢8. Hさん

Hさんの1友は、Iさん、Aさん、Gさんです。

AさんとGさんは、Aさん、Gさん、Hさんの三角形によって2友にもなります。

しかし、Iさんとの線を含む三角形はありません。そのため、IさんはHさんの1友ですが、2友ではありません。

条件を満たしません。

選択肢9. Iさん

Iさんの1友はHさんだけです。

Iさんから線を2本たどってHさんへ着く道はありません。そのため、HさんはIさんの2友ではありません。

条件を満たしません。

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03

Aさんは、図3のような関係を三角形と呼ぶことにした。

そこでAさんは、図1において三角形のメンバーになっている人を調べてみたところ、Aさん、Bさん、Cさん、Dさん、Gさん、Hさんの6名であった。この中で、1友のすべてが2友でもある人は例えばDさんが該当する。

選択肢1. Aさん


Aの1友はB、D、G、Hであり、すべてが2友でもあります。

選択肢2. Bさん


Bの1友はA、C、Dであり、すべてが2友でもあります。

選択肢3. Cさん


EはCの1友の1人ですが、2友ではありません。

選択肢4. Dさん


Dは既に挙げられています。

選択肢5. Eさん


Eは三角形のメンバーではありません。

選択肢6. Fさん


Fは三角形のメンバーではありません。

選択肢7. Gさん


Gの1友はA、Hであり、すべてが2友でもあります。

選択肢8. Hさん


IはHの1友の1人ですが、2友ではありません。

選択肢9. Iさん


Iは三角形のメンバーではありません。

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