大学入学共通テスト(情報) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問51 (<旧課程>情報関係基礎(第4問) 問1)

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問題

大学入学共通テスト(情報)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問51(<旧課程>情報関係基礎(第4問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、問いに答えよ。なお、以下の問題を解答するにあたっては、使用する 表計算ソフトウェアの説明(リンク) を参照するとよい。

Tさんは、住民活動の情報を共有するWebサイトを運営している。このサイトでは、清掃・植樹・防犯・観光の4つのカテゴリに分けられたページに動画が掲載されている。住民活動に参加した会員は動画を投稿でき、また、投稿された動画を視聴し、コメントを投稿できる。Tさんは、多くの会員に住民活動への興味を持ってもらうため、コメント投稿の割合が高いカテゴリや、はじめに視聴される割合が高いカテゴリから、他のカテゴリへ案内する記事の作成を考えた。そこで、サイトに記録されたデータから、動画投稿やコメント投稿を行う熱心な会員の行動を分析することにした。分析に必要なデータは、サイトよりダウンロードできる。

(1)Tさんは、最近7週間の週別の動画投稿数とコメント投稿数を調べるために、シート1週別履歴をダウンロードした。このシートには、分析に同意した会員10名の会員ID、週、週ごとの動画投稿数、カテゴリごとのコメント投稿数が記録されている。なお、動画投稿とコメント投稿がいずれもない週のデータは、シート1に含まれていない。Tさんは、シート1の7週間の履歴の傾向を把握するため、会員ごとにまとめたシート2会員まとめを作成した。シート2の列Aには会員IDを入力し、列Bは各会員が7週のうち動画投稿やコメント投稿をした週の数である「行動週数」、列Cは動画投稿数の合計、列D~Gは各カテゴリへのコメント投稿数の合計とした。

まず、各会員の行動週数を求めるために、シート2のセルB2に計算式( ア )を入力し、セル範囲B3~B11に複写した。次に、各会員の動画投稿数の合計を求めるために、セルC2に計算式SUMIF(週別履歴![ イ ],A2,週別履歴![ ウ ])を入力し、セル範囲C3~C11に複写した。また、カテゴリごとのコメント投稿数の合計を求めるために、セル範囲D2~G11に適切な計算式を入力した。
続いて、会員の行動を分析するため、列Hに判定欄を作成した。行動週数が4以上かつ動画投稿数の合計が7以上の会員のうち、コメント投稿のカテゴリが複数である会員に「◎」、複数でない会員には「〇」、それ以外は空白("")となるように、セルH2に次の計算式を入力し、セル範囲H3~H11に複写した。

IF(AND(B2>=[ エ ],C2>=[ オ ]),
  IF(COUNTIF(D2~G2,"≠0")>=2,[ カ ],[ キ ]),[ ク ])

最後に、10名のうちコメントを投稿した人数の割合をカテゴリごとに求めるため、12行目に割合欄を追加した。セルD12には、計算式COUNTIF(D2~D11,">=[ ケ ]")/10を入力し、セル範囲E12~G12に複写した。
これによりTさんは、複数のカテゴリにコメントを投稿している◎のついた会員を把握し、各カテゴリにコメントを投稿した人数の割合を把握できた。

( ア )にあてはまるものを次のうちから1つ選べ。
問題文の画像
  • COUNT(週別履歴!A$2〜A$41)
  • COUNT(週別履歴!B$2〜B$41)
  • COUNTA(週別履歴!A$2〜A$41)
  • COUNTA(週別履歴!B$2〜B$41)
  • COUNTIF(週別履歴!A$2〜A$41,A2)
  • COUNTIF(週別履歴!B$2〜B$41,週別履歴!A2)

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は「COUNTIF(週別履歴!A$2〜A$41,A2)」です。

 

シート2(会員まとめ)のセルB2に入力するので、会員ID:3d1cの行動週数を計算する式が必要です。

 

問題文を整理して、大切なポイントを以下にまとめました。

・行動週数とは、各会員が7週のうち動画投稿やコメント投稿をした週の数

・シート1(週別履歴)は会員IDと週ごとに行が分かれている

・動画投稿とコメント投稿がいずれもない週のデータは、シート1に含まれていない

 

よって行動週数は、シート1に登場する各会員IDの個数ということになります。

表計算ソフトウェアの説明(リンク) より、ある条件を満たすセルの個数を数えたい場合はCOUNTIF(セル範囲,検索条件)を使用します。

 

セル範囲の「週別履歴!A$2〜A$41」は、シート1のセルA2からセルA41までを表しています。

番号の前に記号$がついているので、複写してもセル範囲は変わりません。

 

検索条件の「A2」は、同じシート内(シート2)のセルA2、つまり会員ID:3d1cのことです。

記号$がついていないので、セルB3に複写するとセルA3(会員ID:44ca)が検索条件になります。

これは、計算式が入るセルB2に対して検索条件はセルA2セルB3に対してセルA3...という相対的な位置関係を保っており、セル範囲B4~B11も同様です。

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