大学入学共通テスト(情報) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問64 (<旧課程>情報関係基礎(第4問) 問4)

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問題

大学入学共通テスト(情報)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問64(<旧課程>情報関係基礎(第4問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

Nさんは、分析が趣味である。ある競技を観戦し、興味をもったので結果を集計し分析することにした。この競技の試合は、1人対1人で行われ、攻撃の順番を決め交互に攻撃を行い、得点を競う形式である。勝敗は、得点の多い者が勝者、少ない者が敗者となり、両者の得点が等しい場合は引き分けとなる。それぞれの試合で、先に攻撃を行うことを先攻、後に行うことを後攻という。
この競技を4人で競い合っている。各選手は他3人の選手と50試合(先攻25試合、後攻25試合)ずつ合計150試合、全体では300試合を行い、勝率により順位を決定する。勝率は、引き分けを除いた試合数で勝ち数を割って計算する。

次の文章を読み、空欄[ エ ]に入れるのに最も適当なものを、後の解答群のうちから一つ選べ。なお、以下の問題を解答するにあたっては、使用する表計算ソフトウェアの説明(リンク) を参照するとよい。

全300試合中24試合が終了したところで、Nさんはシート1試合結果を作成した。列Aに試合番号、列Bに先攻選手の名前、列Cに後攻選手の名前、列Dに先攻選手の得点、列Eに後攻選手の得点を入力する形式とした。
また、各試合の勝者がわかるようにするために、列Fに勝者を表示する欄を追加した。結果が引き分けの場合は「-」と表示することにし、セルF2に計算式IF(D2=E2,"-",IF([ ア ],B2,C2))を入力し、セル範囲F3~F25に複写した。列Gには敗者を表示する欄を追加し、セルG2に適切な計算式を入力し、セル範囲G3~G25に複写した。

次に、各選手の勝敗を分析するために、シート2勝敗集計を作成した。1行目には選手名を入力した。2行目には各選手が戦った試合数を表示することにし、セルB2に計算式COUNTIF(試合結果![ イ ],[ ウ ])を入力し、セル範囲C2~E2に複写した。また、3行目には各選手が勝った試合数を表示することにし、セルB3に計算式COUNTIF(試合結果![ エ ],[ ウ ])を入力し、セル範囲C3~E3に複写した。4行目には負けた試合数を、5行目には引き分けの試合数を表示するために適切な計算式を入力した。6行目には勝率を表示することにした。勝率は引き分けを除いた試合数で勝ち数を割って計算するが、全試合引き分けの選手はいなかったため、セルB6に計算式B3/(B2-[ オ ])を入力し、セル範囲C6~E6に複写した。7行目には勝率にもとづいて順位を表示するために、セルB7に計算式RANK([ カ ],[ キ ])を入力し、セル範囲C7~E7に複写した。

問題文の画像
  • B6~E6
  • B$6~E$6
  • $B6~$E6
  • B2~B25
  • B$2~B$25
  • $B2~$B25
  • B2~C25
  • B$2~C$25
  • $B2~$C25
  • F2~F25
  • F$2~F$25
  • $F2~$F25

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この過去問の解説 (2件)

01

空欄[エ]は、シート2の「勝ち数」を数えるための「COUNTIF」の“範囲” です。

勝者はシート1の列F(勝者)に入っているので、対象範囲はF2〜F25です。

さらに、この式をB3からC3〜E3へ横方向にコピーするので、

参照範囲がずれて別列を見ないように列Fを$で固定する必要があります。

COUNTIF(試合結果![$F2~$F25],[B1])となります。

 

※「勝ち数」以外を数える行を選ばないように注意しましょう。

 また今回は行の固定は必要ありません。

選択肢10. F2~F25

誤り
範囲としては勝者列(F列)で正しいのですが、横方向に複写すると参照列がG列などへずれてしまい、

勝者列(F列)を数え続けられません。

選択肢11. F$2~F$25

誤り
範囲としては勝者列(F列)で正しいのですが、横方向に複写すると参照列がG列などへずれてしまい、

勝者列(F列)を数え続けられません。

選択肢12. $F2~$F25

正解です。

まとめ

この問題は、「勝ち数=勝者欄にその選手名が何回出るか」をCOUNTIFで数える、

という対応付けができるかがポイントです。

加えて、式を横にコピーするので、範囲の列(勝者列)を$で固定する必要があります。
同種の問題では、まず「数えたい対象が入っている列(どの列のデータか)」を特定し、

そのうえで「コピー方向にずれる参照を$で固定する」流れで考えるとミスが減ります。

 

【point】

◆COUNTIF(範囲, 条件)

 役割:範囲の中で条件に一致するセル数を数える。

 範囲は「数えたい値が入っている列・行」を選ぶ(集計表ではなく元データ列)

◆参照の基本:コピーでずれて困る側(列/行)だけを$で固定する

 横方向に複写するなら「列」を固定:$F2:$F25 や $F2:$F25(列に$)

 縦方向に複写するなら「行」を固定:F$2:F$25(行に$)

 

 

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02

この問題では、特定の選手が何回「勝者」として表示されたか?を算出したいことがわかります。

また、空欄イのように、「どの範囲を見るとよいか」、についてを問われています。

 

先述したように、勝者として出場した時についてを考えたいので、少なくともF2からF25を含むように指定をしたいです。

さらなる条件を考えましょう。シート2を見てみると、この数式は B2 だけではなく C2 ~ E2 と,複数の「列」で複写して使用されています。

ですが、複写しても F2 ~ F25 の範囲を参照したいことには変わりありません。

以上のことを踏まえると、少なくとも列指定 「F」の前には「複写されてもその直後部分は変更されないことを示す」 $ のマークが必要ということがわかります。

選択肢12. $F2~$F25

この選択肢が上記を満たしていますので、正答となります。

まとめ

この問題に対する解答のアプローチは、空欄「イ」についての解答方法と同一です。

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