大学入学共通テスト(情報) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問16 (<旧課程>情報関係基礎(第1問) 問16)
問題文
アナログ信号をディジタル化するには、次の方法が広く使われている。まず、一定の時間間隔でアナログ信号の波の高さを取り出す。この操作を( シ )といい、1秒間に( シ )する回数を( シ )周波数(以降、fと呼ぶ。)という。次に、( シ )により取り出した値が、あらかじめ設定した段階のどれに最も近いかを判断し、その段階に対応する整数の段階値を割り当てる。この操作を( ス )といい、設定できる段階の数を決めるものを( ス )ビット数(以降、Qと呼ぶ。)という。このようにして割り当てられた値を2進法で符号化する。符号化した値を順に並べることでディジタル化が完了する。
この方法で、次の図3に示すアナログ信号をディジタル化する。Qを3ビットとすると、段階の数は( セ )になる。fを10Hzとし、Qを3ビットとすると、時刻0の時から順に表したディジタルデータの先頭12ビットは( ソ )となる。これに対してfを5Hzとし、Qを3ビットとすると、時刻0の時から順に表したディジタルデータの先頭12ビットは( タ )となる。
1秒あたりのデータ量は、( チ )で求められる。一般的な音楽CDでは、fに44100Hz,Qに16ビットが用いられ、圧縮せずに記録されている。この設定でディジタル化する場合、左右二つのデータが必要なステレオ音声では、1秒間あたり( ツ )バイトのデータ量が必要になる。
ディジタル化の際に( ス )によって誤差が生じるが、( テ )ことで、この誤差を小さくできる。しかし、( ト )。
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問題
大学入学共通テスト(情報)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問16(<旧課程>情報関係基礎(第1問) 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
アナログ信号をディジタル化するには、次の方法が広く使われている。まず、一定の時間間隔でアナログ信号の波の高さを取り出す。この操作を( シ )といい、1秒間に( シ )する回数を( シ )周波数(以降、fと呼ぶ。)という。次に、( シ )により取り出した値が、あらかじめ設定した段階のどれに最も近いかを判断し、その段階に対応する整数の段階値を割り当てる。この操作を( ス )といい、設定できる段階の数を決めるものを( ス )ビット数(以降、Qと呼ぶ。)という。このようにして割り当てられた値を2進法で符号化する。符号化した値を順に並べることでディジタル化が完了する。
この方法で、次の図3に示すアナログ信号をディジタル化する。Qを3ビットとすると、段階の数は( セ )になる。fを10Hzとし、Qを3ビットとすると、時刻0の時から順に表したディジタルデータの先頭12ビットは( ソ )となる。これに対してfを5Hzとし、Qを3ビットとすると、時刻0の時から順に表したディジタルデータの先頭12ビットは( タ )となる。
1秒あたりのデータ量は、( チ )で求められる。一般的な音楽CDでは、fに44100Hz,Qに16ビットが用いられ、圧縮せずに記録されている。この設定でディジタル化する場合、左右二つのデータが必要なステレオ音声では、1秒間あたり( ツ )バイトのデータ量が必要になる。
ディジタル化の際に( ス )によって誤差が生じるが、( テ )ことで、この誤差を小さくできる。しかし、( ト )。
- Q+f
- Q-f
- Q✕f
- Q÷f
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は「Q✕f」です。
Qとfが何を表すのか、ポイントをおさらいしましょう。
Q:波の高さを割り当てる段階の数を決めるもの。
段階の数が決まれば、0からその範囲で段階値を表すことになります。
つまりQは、1回ごとに取り出した波の高さを、段階値で表すために使うビット数(データ量)です。
f:1秒間に波の高さを取り出す(標本化)する回数。
したがって、1秒あたりのデータ量はQ(取り出す波の高さの1回あたりのデータ量)✕f(1秒あたりに波の高さを取り出す回数)で求められます。
不適切です。
不適切です。
適切です。冒頭で説明したように、Q(取り出す波の高さの1回あたりのデータ量)✕f(1秒あたりに波の高さを取り出す回数)です。
不適切です。
Qは、1回ごとに取り出した波の高さを、段階値で表すために使うビット数(データ量)です。
fは、1秒間に波の高さを取り出す(標本化)する回数です。
1秒あたりのデータ量はQ✕fで求められます。
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