大学入学共通テスト(情報) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問12 (<旧課程>情報関係基礎(第1問) 問12)
問題文
アナログ信号をディジタル化するには、次の方法が広く使われている。まず、一定の時間間隔でアナログ信号の波の高さを取り出す。この操作を( シ )といい、1秒間に( シ )する回数を( シ )周波数(以降、fと呼ぶ。)という。次に、( シ )により取り出した値が、あらかじめ設定した段階のどれに最も近いかを判断し、その段階に対応する整数の段階値を割り当てる。この操作を( ス )といい、設定できる段階の数を決めるものを( ス )ビット数(以降、Qと呼ぶ。)という。このようにして割り当てられた値を2進法で符号化する。符号化した値を順に並べることでディジタル化が完了する。
この方法で、次の図3に示すアナログ信号をディジタル化する。Qを3ビットとすると、段階の数は( セ )になる。fを10Hzとし、Qを3ビットとすると、時刻0の時から順に表したディジタルデータの先頭12ビットは( ソ )となる。これに対してfを5Hzとし、Qを3ビットとすると、時刻0の時から順に表したディジタルデータの先頭12ビットは( タ )となる。
1秒あたりのデータ量は、( チ )で求められる。一般的な音楽CDでは、fに44100Hz,Qに16ビットが用いられ、圧縮せずに記録されている。この設定でディジタル化する場合、左右二つのデータが必要なステレオ音声では、1秒間あたり( ツ )バイトのデータ量が必要になる。
ディジタル化の際に( ス )によって誤差が生じるが、( テ )ことで、この誤差を小さくできる。しかし、( ト )。
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問題
大学入学共通テスト(情報)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問12(<旧課程>情報関係基礎(第1問) 問12) (訂正依頼・報告はこちら)
アナログ信号をディジタル化するには、次の方法が広く使われている。まず、一定の時間間隔でアナログ信号の波の高さを取り出す。この操作を( シ )といい、1秒間に( シ )する回数を( シ )周波数(以降、fと呼ぶ。)という。次に、( シ )により取り出した値が、あらかじめ設定した段階のどれに最も近いかを判断し、その段階に対応する整数の段階値を割り当てる。この操作を( ス )といい、設定できる段階の数を決めるものを( ス )ビット数(以降、Qと呼ぶ。)という。このようにして割り当てられた値を2進法で符号化する。符号化した値を順に並べることでディジタル化が完了する。
この方法で、次の図3に示すアナログ信号をディジタル化する。Qを3ビットとすると、段階の数は( セ )になる。fを10Hzとし、Qを3ビットとすると、時刻0の時から順に表したディジタルデータの先頭12ビットは( ソ )となる。これに対してfを5Hzとし、Qを3ビットとすると、時刻0の時から順に表したディジタルデータの先頭12ビットは( タ )となる。
1秒あたりのデータ量は、( チ )で求められる。一般的な音楽CDでは、fに44100Hz,Qに16ビットが用いられ、圧縮せずに記録されている。この設定でディジタル化する場合、左右二つのデータが必要なステレオ音声では、1秒間あたり( ツ )バイトのデータ量が必要になる。
ディジタル化の際に( ス )によって誤差が生じるが、( テ )ことで、この誤差を小さくできる。しかし、( ト )。
- 電子化
- 分子化
- 数値化
- 標本化
- 分散化
- 量子化
- 信号化
- 暗号化
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は「量子化」です。
アナログ信号は連続的なデータであるため、図3のようになめらかな曲線で表されます。
一方でディジタル信号は、一定の時間間隔で波の高さを決めて(離散的なデータ)、それをつなげると曲線のように表すことができます。
アナログ信号をディジタル信号に変換するために、まずはアナログ信号を一定の時間間隔で測定し、波の高さを取り出しました。
次に必要なのは、取り出した波の高さを、あらかじめ設定した段階値に割り当てる量子化です。
ディジタル信号は少数のような中途半端な値を嫌うため、キリのよい値に割り当てるイメージです。
不適切です。
不適切です。
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適切です。量子化は、アナログ信号から取り出した波の高さを、あらかじめ設定した段階値に割り当てる操作のことです。
不適切です。
不適切です。
アナログ信号をディジタル化するために、アナログ信号から取り出した波の高さの値はそのままでは扱えないので、量子化をする必要があります。
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