大学入学共通テスト(情報) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問15 (第2問 問5)

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問題

大学入学共通テスト(情報)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問15(第2問 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

次の問いに答えよ。
A  次の文章を読み、後の問いに答えよ。

PさんはQさんの助けを借りて、パソコンを使って、音楽グループのファンクラブサイトに会員登録しようとしている。すでにいくつかの登録作業を進めており、パソコンには、パスワードを設定する画面が表示されている。次は、そのときのPさんとQさんの会話である。

Q:パスワードは必ず10文字で、アルファベット26種類の大文字・小文字と数字10種類が使えるよ。アルファベットは大文字と小文字が別の文字として区別されるから、パスワードのパターン数は( ア )通りが考えられるね。
P:普段使っている別のサービスのパスワードは、使える文字の種類は同じルールだけど文字数が8文字に固定されているんだ。それに比べると、このファンクラブサイトのパスワードのパターン数は( イ )倍になるんだね。
Q:文字数が増えるとパターン数も増えて、より安全になるよ。
P:次は会員情報の入力だね。携帯電話番号を登録すると、毎回のログイン時に必要な認証コードが私のスマートフォンに届くようになるのか。認証コードは毎回異なるものが届くんだね。
Q:そうそう。このファンクラブサイトではセキュリティ対策として、Aパスワードと認証コードの二つを使ってログインするんだ。ファンクラブのB会員証も不正利用を抑制する対策がされているよ。会員証はファンクラブイベントの入場時に本人確認のために使ったりするから、こうした対策は大切だね。
P:そういえば、登録作業の最初に読んで同意した利用規約やC個人情報保護の方針にもいろいろなことが書いてあったし、こういったサービスを使うときは情報セキュリティを意識することが大切だね。

b  下線部Aのように複数の種類の認証方法を使うことによる利点として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • パスワードを設定するときに、辞書に載っている英単語のような脆弱(ぜいじゃく)なパスワードを禁止できる。
  • パスワードを入力するときに、入力した文字列が画面上に表示されないようにすることができる。
  • パスワードを失念してしまったときに、認証コードをもとに計算することでパスワードを復元できる。
  • パスワードが漏洩(ろうえい)してしまったときに、不正ログインされるリスクを減らすことができる。

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は「パスワードが漏洩(ろうえい)してしまったときに、不正ログインされるリスクを減らすことができる。」です。

 

2つ以上の異なる要素を使用して、

デバイスやツールなどのログイン認証を行うことを「多要素認証」と呼ばれます。

 

多要素認証として用いる要素は、

以下3種類の要素となります。

 

・知識情報

・所持情報

・生体情報

 

多要素認証の場合、

パスワードの他に「所持情報」や「生体情報」を求められるため、

パスワードが漏洩してしまったときでも、

簡単にログインできないため、

同じパスワードを設定している場合と比較して

不正ログインされるセキュリティリスクを減らすことができます。

選択肢1. パスワードを設定するときに、辞書に載っている英単語のような脆弱(ぜいじゃく)なパスワードを禁止できる。

不適切です。
多要素認証にはパスワードを設定するときに、

辞書に載っている英単語のような脆弱(ぜいじゃく)なパスワードを禁止させる機能はありません。

選択肢2. パスワードを入力するときに、入力した文字列が画面上に表示されないようにすることができる。

不適切です。

多要素認証にはパスワードを入力するときに、

入力した文字列が画面上に表示されないようにさせる機能はありません。

選択肢3. パスワードを失念してしまったときに、認証コードをもとに計算することでパスワードを復元できる。

不適切です。

多要素認証には、

認証コードをもとに計算することでパスワードを復元できるような機能はありません。

選択肢4. パスワードが漏洩(ろうえい)してしまったときに、不正ログインされるリスクを減らすことができる。

適切です。

冒頭の説明の通り、

多要素認証の場合、

パスワードの他に「所持情報」や「生体情報」を求められるため、

パスワードが漏洩してしまったときでも、

簡単にログインできないため、

不正ログインされるセキュリティリスクを減らすことができます。

まとめ

情報セキュリティ対策として

多要素認証の使用する目的を理解しておくことが重要です。

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