共通テスト(情報) 過去問
令和6年度(2024年度)追・試験
問49 (<旧課程>情報関係基礎(第4問) 問1)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

共通テスト(情報)試験 令和6年度(2024年度)追・試験 問49(<旧課程>情報関係基礎(第4問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、問いに答えよ。
なお、以下の問題を解答するにあたっては、使用する 表計算ソフトウェアの説明(リンク) を参照するとよい。

Yさんは、かねてより夢であったパンの移動販売をすることになった。

移動販売は月曜日から金曜日まで行い、販売場所には「東、西、南、北、中」の5か所の候補がある。ただし、契約の関係で5か所の中から2か所に絞り込んだ上で、曜日ごとに販売場所を決め、毎週その場所で販売しなければならない。このため、それぞれの販売場所で月曜日から金曜日に試験販売を行い、どの販売場所で販売するかを検討することにした。パンは6種類あり、試験販売では、品切れによってデータが取れないことがないように多めに製造した。
Yさんは、まず販売する各パンの価格や利益などを一覧にしたシート1パン単価を作成した。セルB1にはパン1個あたりの包装費、4行目から9行目の列Aにパンの種類、列Bに価格、列Cに原価を入力した。列Dの1個あたりの利益は、価格から原価と包装費を差し引いた金額とし、セルD4に計算式
( ア )−([ イ ]+[ ウ ])を入力し、セル範囲D5~D9に複写した。

( ア )、[ イ ]、[ ウ ]にあてはまるものを1つ選べ。
問題文の画像
  • ア:B1  イ:C1  ウ:$B1
  • ア:B$1  イ:C$1  ウ:B$4
  • ア:$B1  イ:$C1  ウ:C1
  • ア:B4  イ:C4  ウ:B$1
  • ア:B$4  イ:C$4  ウ:B4
  • ア:$B$4  イ:$C$4  ウ:$C1
  • ア:C1  イ:B1  ウ:$C1
  • ア:C$1  イ:B$1  ウ:C$4
  • ア:$C1  イ:$B1  ウ:B4
  • ア:C4  イ:B4  ウ:B$4
  • ア:C$4  イ:B$4  ウ:B1
  • ア:$C$4  イ:$B$4  ウ:C$1

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

表計算ソフトでは、計算式を入力したセルを他のセルへ複写したときのセルの参照方法が、$の有無によって変化します。

 

相対参照($が付かない場合) セル記号に$が付かない記法(例:B4)です。計算式を縦や横のセルへ複写すると、複写先の位置に合わせて、参照するセルの位置(行番号や列記号)も自動的にずれます。各行ごとに異なるデータを計算したい場合に使用します。

 

絶対参照($が付く場合) セル記号の列名や行番号の前に$が付く記法(例:B$1、$B$1)です。$が付いた部分は、計算式を他のセルへ複写しても固定され、ずれることがありません。表の中の特定の1箇所にある数値(共通の税率や固定の包装費など)を常に参照し続けたい場合に使用します。

 

 

 

問題文より、各セルの役割と入力されているデータは以下の通りです。

 

・セルB1:パン1個あたりの包装費(全パン共通の固定値)

・4行目〜9行目の列B:各パンの「価格」

・4行目〜9行目の列C:各パンの「原価」

・4行目〜9行目の列D:各パンの「1個あたりの利益」

セルD4に入力する計算式は「価格 −(原価 + 包装費)」です。

 

セルD4の時点では、以下のセルを参照します。

・価格:セルB4(パン1の価格)

・原価:セルC4(パン1の原価)

・包装費:セルB1(共通の包装費)

この計算式を、セルD5からD9(下方向)へ複写します。

 

下方向に複写したとき、パンの種類ごとに価格(列B)と原価(列C)は5行目、6行目...と行番号がずれていく必要があるため、「相対参照」にします(B4、C4)。

 

一方、包装費が入力されているセルB1は、どのパンの計算でも常に1行目を参照し続ける必要があるため、行番号「1」の前に$を付けて「絶対参照(行固定)」にする必要があります(B$1)。

 

したがって、セルD4に入力する計算式は以下のようになります。

B4 −(C4 + B$1)

( ア )、[ イ ]、[ ウ ]の組み合わせに当てはまるものは、

ア:B4 イ:C4 ウ:B$1

となります。

参考になった数0

02

1個あたりの利益は、価格から原価と包装費を差し引いた金額で求められます。
あんぱんの価格は「B4」、原価は「C4]の値、包装費は「B1」の値を用います。

 

この式を、D5~D9に複写する場合について考えます。

価格と原価は、パンの種類が変わるにつれて参照先も変化してほしいため、
行番号は固定しません。
他の列には複写しませんので、列の記号は固定する必要がありません。

 

したがって、アは「B4」、イは「C4」となります。

 

次に、包装費については、パンの種類が変わっても参照先が変化しないようにしたいため、
行番号は固定します。
列の記号は固定する必要がありません。

 

したがって、ウは「B$1」となります。
 

参考になった数0

03

この問題で覚えておくべきポイントは以下の通りです。

 

列Dに入るべき1個あたりの利益は、

価格から原価と包装費を差し引いた金額となります。

 

D4へ利益を求めるための式を挿入する場合は、

以下となります。

パン1個の価格(B4)-パン1個の価格(C4)-包装費(B1)

 

これをセル範囲D5~D9に複写しますが、

気を付けなければならない点があります。

 

包装費(B1)はB1セルに入力された固定の金額です。

B1をそのまま、

セル範囲D5~D9に複写すると、

B2、B3、B4と変更します。

 

【使用する表計算ソフトウェアの説明】より、

複写の説明より、

セル番を含む計算式が複写した場合に、

変更されないよう、

番号の前に$を付ける必要があります。

 

包装費(B$1)はB1ではなくB$1にする必要があります。

 

パン1個の価格(B4)-パン1個の価格(C4)-包装費(B$1)

選択肢4. ア:B4  イ:C4  ウ:B$1

正解

冒頭の説明の通り、

セル範囲D5~D9に複写する式は、

 

パン1個の価格(B4)-パン1個の価格(C4)-包装費(B$1)

となります。

参考になった数0