共通テスト(情報) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問32 (<旧課程>情報関係基礎(第2問) 問14)
問題文
ついに異星人が地球を訪れた。しかも一度に、トウ星、カイ星、ホク星、リク星という、四つもの星から。
異星人は計50人で、10人ずつに分かれて5隻の宇宙船A~Eに乗って訪れた。Mさんは地球人代表として、異星人の方々に出身星、つまりどの星から来たのかをたずねた。異星人はMさんの質問を理解できた。しかしMさんには、異星人の返答は「はい」と「いいえ」しかわからなかったため、全員の出身星をたずねるのにかなり手間取ってしまった。
異星人の出身星をたずねた結果は、次の表1のとおりであった。Mさんは、今後異星人が訪れたときに備えて、どのようにすれば効率よく全員の出身星をたずねることができたのかを考えることにした。
Mさんは、まずグループ法で一部の人に出身星をたずね、その結果にもとづいて順次法で残りの人に出身星をたずねることで質問回数が減るという仮説を立て、次の二段法を考えた。
<二段法>
前手順:ある1隻の宇宙船の人にグループ法で出身星をたずね、出身者が最も多い星をX星、2番目をY星として、後手順に進む。
後手順:残りの4隻の人に、順次法で出身星をたずねる。ここでの最初の質問は「X星人ですか?」、次は「Y星人ですか?」とする。
Mさんは、表1のデータを使って二段法をシミュレーションしてみることにした。
例えば、前手順で宇宙船Bを対象としたら、X星はカイ星、Y星はリク星となり、これをふまえて後手順で宇宙船AとC~Eの40人に質問する。一方、前手順でAを対象としたら、X星は( ソ )、Y星は( タ )となる。
Mさんは、前手順で各宇宙船を対象とした場合の合計質問回数を次の表2のとおりに記述し、これらの結果の理由を分析した。分析にあたり、後手順でのX星人、Y星人、その他(X星人でもY星人でもない人)の人数も調べた。なお、設問の都合により、表2の一部を「?」で隠している。
表2では前手順で宇宙船Aを対象とした場合に合計質問回数が多く、宇宙船B・D・Eで少ない。これらの差は、B・D・Eで( テ )ことによる。AとCを比べても合計質問回数に差があるが、これはCの( ト )ことによる。Cでも( テ )わけではないのにCの( ト )のは、( ナ )ためである。また、BとEの合計質問回数の差は、Eの方が( ニ )ことによる。
( テ )にあてはまるものを1つ選べ。
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問題
共通テスト(情報)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問32(<旧課程>情報関係基礎(第2問) 問14) (訂正依頼・報告はこちら)
ついに異星人が地球を訪れた。しかも一度に、トウ星、カイ星、ホク星、リク星という、四つもの星から。
異星人は計50人で、10人ずつに分かれて5隻の宇宙船A~Eに乗って訪れた。Mさんは地球人代表として、異星人の方々に出身星、つまりどの星から来たのかをたずねた。異星人はMさんの質問を理解できた。しかしMさんには、異星人の返答は「はい」と「いいえ」しかわからなかったため、全員の出身星をたずねるのにかなり手間取ってしまった。
異星人の出身星をたずねた結果は、次の表1のとおりであった。Mさんは、今後異星人が訪れたときに備えて、どのようにすれば効率よく全員の出身星をたずねることができたのかを考えることにした。
Mさんは、まずグループ法で一部の人に出身星をたずね、その結果にもとづいて順次法で残りの人に出身星をたずねることで質問回数が減るという仮説を立て、次の二段法を考えた。
<二段法>
前手順:ある1隻の宇宙船の人にグループ法で出身星をたずね、出身者が最も多い星をX星、2番目をY星として、後手順に進む。
後手順:残りの4隻の人に、順次法で出身星をたずねる。ここでの最初の質問は「X星人ですか?」、次は「Y星人ですか?」とする。
Mさんは、表1のデータを使って二段法をシミュレーションしてみることにした。
例えば、前手順で宇宙船Bを対象としたら、X星はカイ星、Y星はリク星となり、これをふまえて後手順で宇宙船AとC~Eの40人に質問する。一方、前手順でAを対象としたら、X星は( ソ )、Y星は( タ )となる。
Mさんは、前手順で各宇宙船を対象とした場合の合計質問回数を次の表2のとおりに記述し、これらの結果の理由を分析した。分析にあたり、後手順でのX星人、Y星人、その他(X星人でもY星人でもない人)の人数も調べた。なお、設問の都合により、表2の一部を「?」で隠している。
表2では前手順で宇宙船Aを対象とした場合に合計質問回数が多く、宇宙船B・D・Eで少ない。これらの差は、B・D・Eで( テ )ことによる。AとCを比べても合計質問回数に差があるが、これはCの( ト )ことによる。Cでも( テ )わけではないのにCの( ト )のは、( ナ )ためである。また、BとEの合計質問回数の差は、Eの方が( ニ )ことによる。
( テ )にあてはまるものを1つ選べ。
- X星がカイ星となった
- X星がリク星となった
- Y星がカイ星となった
- Y星がホク星となった
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この過去問の解説 (3件)
01
「二段法」で出身星を尋ねる場合の質問回数についての問題です。
問題文にもある通り、表2を見ると、前手順で宇宙船Aを対象としたときは合計質問回数が多く、宇宙船B・D・Eでは少なくなっています。ここで、前の問題文にあった「順次法を使うなら、出身者が多い星から順番に質問した場合に合計質問回数が最小になる」という、順次法の質問回数に関する記載があったことを思い出してください。
前手順で宇宙船B、D、Eが対象のときは、最も人数の多いカイ星がX星になり、後手順の最初に「X星人(カイ星人)ですか」と質問するので、出身者が多い星から順番に質問することになって全体の質問回数が少なくなるのです。
したがって、表2のように質問回数に差が出るのは、宇宙船Aとは異なり、宇宙船B・D・Eではカイ星人が最も多く、X星がカイ星となったためです。
以上により、解答欄(テ)には「X星がカイ星となった」の選択肢の番号が入ります。
問題文にある「表1 宇宙船ごとの異星人の出身者の内訳」を見て欲しいと思います。宇宙船Aと宇宙船B・D・Eを比べてみると、宇宙船B・D・Eの方がカイ星人の人数がずば抜けて多いということに気づくと思います。この事から考えても、答えは明らかになってくると思います。
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02
実際にB・D・Eにあてはめて考えてみましょう。
○
表1より、B・D・E全て、出身者が最も多い星はカイ星であることが分かります。
✕
表1より、B・D・E全て、出身者が最も多い星はカイ星であることが分かります。
✕
表1より、B・D・E全て、出身者が2番目に多い星はリク星であることが分かります。
✕
表1より、B・D・E全て、出身者が2番目に多い星はリク星であることが分かります。
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03
正解は「X星がカイ星となった」です。
問題文に「表2では前手順で宇宙船Aを対象とした場合に合計質問回数が多く、宇宙船B・D・Eで少ない。これらの差は、B・D・Eで( テ )ことによる。」と記載してあるが、文章の深読みをすると、下記のように読むことができます。
「表2では前手順で宇宙船Aを対象とした場合に合計質問回数が多く、宇宙船B・D・Eで少ない。これらの差は、宇宙船Bを対象とした場合に・宇宙船Dを対象とした場合に・宇宙船Eを対象とした場合では( テ )ことによる。」
上記の文章より、前手順で宇宙船B・D・Eを対象とした場合、最も多い星はカイ星人となるので、( テ )はX星がカイ星となったとなります。
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