大学入学共通テスト(情報) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問10 (<旧課程>情報関係基礎(第1問) 問10)

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問題

大学入学共通テスト(情報)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問10(<旧課程>情報関係基礎(第1問) 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

次の会話は、自動販売機のネットワークシステムを運用する会社を高校生たちが訪問したときの、社員Sと生徒Aのやり取りである。

社員S:まずは、私たちの会社で扱っている飲み物の自動販売機を紹介します。この自動販売機には、硬貨投入口に大きな受け皿をつけました。
生徒A:これは学校で調べてきました!ユニバーサルデザインという( ケ )を目指した考え方にもとづいて設計されているんですよね。
社員S:よく調べてきましたね。さらに、(A)非接触型のICカードを使った電子マネーによっても商品を購入できます。
生徒A:私も現金より電子マネーを使う機会が増えてきました。ちなみに、最近の自動販売機にはネットワーク経由でデータをやり取りしているものがあるんですよね。
社員S:そうなんです。この自動販売機もネットワークに接続されていて、自動販売機内に残っている商品の数を定期的に在庫管理サーバに通知しています。私たちが提携している商品補充会社の担当者は、会社から貸与されている(B)タブレット端末の専用アプリを使えば、在庫管理サーバに登録された自動販売機内に残っている商品の数が確認できるようになっています。在庫管理サーバにアクセスできるのが限られた担当者のみとなるよう制限するために、在庫管理サーバでは( コ )が行われています。
生徒A:そうなんですね。自動販売機の正面についている、あのカメラは何のためにあるんですか。在庫管理と関係あるんでしょうか。
社員S:いいえ。在庫管理には使っていません。そのカメラは、お客様が自動販売機の前に立ったときに、オススメできそうな商品を提案するために使われています。お客様の個人情報からの提案ではなく、カメラの画像から推定したお客様の年齢層と( サ )をもとに商品を提案しています。
生徒A:自動販売機にもいろいろな技術が利用されているんですね。

( コ )にあてはまるものを1つ選べ。
  • 更新データのバックアップ
  • グローバルIPアドレスの付与
  • ショルダーハッキング対策
  • 認証によるアクセス制御

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この過去問の解説 (1件)

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 空欄(コ)の前の問題文を読むと、「在庫管理サーバにアクセスできるのが限られた担当者のみとなるように制限するために・・」と書いてあるので、この記述内容に合致する選択肢は「認証によるアクセス制御」だけです。よって、選択肢(コ)には、「認証によるアクセス制御」の選択肢の番号が入ります。

 「アクセス制御」とは、特定の利用者だけがコンピュータのシステムやデータを利用することができるように制限することで、情報セキュリティを強化し、不正アクセスや情報漏洩を防ぐことが主な目的です。

選択肢1. 更新データのバックアップ

在庫管理サーバの更新データのバックアップは、アクセスの制限(制御)のために行うことではないので、解答としては適切ではありません。

選択肢2. グローバルIPアドレスの付与

在庫管理サーバが行うグローバルIPアドレスの付与は、アクセスの制限(制御)のために行うことではないので、解答としては適切ではありません。

選択肢3. ショルダーハッキング対策

コンピュータを使っている人の肩越しに画面をのぞき見し、パスワードや暗証番号を盗み出すことを「ショルダーハッキング」といいます。

 ショルダーハッキング対策は、アクセスの制限(制御)のためにやっていることではありませんので、答として適切であるとはいえません。

選択肢4. 認証によるアクセス制御

冒頭の説明で述べた通り、正しい選択肢です。

まとめ

ショルダーハッキングやゴミ箱あさり(ゴミ箱をあさって、捨てられた機密情報を探し出す)等、人為的に機密情報を盗み出し、コンピュータを不正に利用しようとする行為を「ソーシャルエンジニアリング」といいます。これらは、技術的な対策だけでは防ぐことができないので注意しなければなりません。

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