共通テスト(情報) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問30 (<旧課程>情報関係基礎(第2問) 問15)

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問題

共通テスト(情報)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問30(<旧課程>情報関係基礎(第2問) 問15) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、問いに答えよ。

AさんにはSNS上で遊ぶお気に入りのゲームがある。このゲーム内では相互に友達の申請をすると「友達」になれる。友達になることでメッセージのやり取りが可能となり、情報を共有することができる。複数人で協力することでゲームを有利に進められるため、Aさんは協力プレイを呼びかけるメッセージを送ってからゲームを始めるようにしている。なお、メッセージは1回で友達全員に届く。Aさんと同じクラスの生徒のうち、Aさんを含めて9名がこのゲームをプレイしている。

ゲーム内の9名の友達関係を次の図1に示す。図1において点Aから点Iは生徒を表しており、友達である生徒同士は線で結ばれている。

Aさんは友達の友達にもメッセージを共有してもらえれば、さらにゲームが有利に進められると考えた。そこで、友達関係を拡張して「友達の友達もみんな友達」という視点で考えることにした。
あるXさんを基準としたとき、Xさんの友達を1友、Xさんの友達の友達を2友と考える。つまり、Xさんから線をe本たどった先の人をe友(eは1以上の整数)とする。

たまたまAさんに予定がありゲームをプレイできない日があった。後日Aさんは友達から、その日は協力プレイの人数が集まらずゲームが進まなかったと言われた。そこでAさんは、ゲームを休む人がいることと、情報が共有できなくなることとの関係を考えることにした。
まず初めに次の図2の状況を考える。このときXは、自分自身が2友であることをふまえると( ス )であり、Xがゲームを休むと残りの全員は同じ情報を共有できない。しかし、YやZも同様に( ス )であるが、ゲームを休んでも残りの全員は同じ情報を共有できる。次に、図3の状況を考えてみた。このとき、Xは( セ )であり、Xがゲームを休んでも残りの全員は同じ情報を共有できる。そのため、Aさんは1友と2友の関係において( セ )を考えることで、そのひと一人が休んでも、残りの全員は同じ情報を共有できると考えた。Aさんは、図3のような関係を三角形と呼ぶことにした。

そこでAさんは、図1において三角形のメンバーになっている人を調べてみたところ、Aさん、Bさん、Cさん、Dさん、Gさん、Hさんの6名であった。この中で、( セ )は例えばDさんが該当する。ほかに( セ )に該当するのは( ソ )、( タ )、( チ )で合わせて4名である。Aさんは、この4名はゲームを休んでも残りの全員が同じ情報を共有できると考えたが、図1を見るとこの4名のうち( ツ )がゲームを休むと全員が同じ情報を共有できなくなる。そのためAさんは、全員が情報共有できるためのより正確な条件を考えてみた。図1において、あるXさんが( セ )であるとき、次の(1)か(2)のどちらかを満たせば、Xさんが休んでも残りの全員は情報共有できることにAさんは気付いた。
(1)Xさんが一つだけの三角形のメンバーであれば、休んでも残りの全員は情報共有できる。このXさんとして( テ )が該当する。
(2)Xさんが二つ以上の三角形のメンバーであり、これらの三角形のうち、任意の三角形がそれ以外の少なくとも一つの三角形と同じ線を共有するのであれば、休んでも残りの全員は情報共有できる。このXさんとしてDさんと( ト )が該当する。
また、1友の数が一人である生徒はゲームを休んでも残りの全員は情報共有でき、二人いることがわかった。
Aさんはこれらの結果から、休むと全員が情報共有できなくなる可能性のある人には早めに声をかけることとし、「明日来てくれるかな?」とお昼休みに呼びかけることにした。

( テ )にあてはまるものを1つ選べ。
問題文の画像
  • Aさん
  • Bさん
  • Cさん
  • Dさん
  • Eさん
  • Fさん
  • Gさん
  • Hさん
  • Iさん

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この過去問の解説 (3件)

01

問題文は、以下のようになっています。

 

図1において、あるXさんが( セ )であるとき、次の(1)か(2)のどちらかを満たせば、Xさんが休んでも残りの全員は情報共有できることにAさんは気付いた。
 
(1)Xさんが一つだけの三角形のメンバーであれば、休んでも残りの全員は情報共有できる。このXさんとして( テ )が該当する。

 

ここで重要なのは、「( セ )である」という前提条件です。


( テ )の答えを特定するためには、まず( セ )がどのような意味を持つかを確認する必要があります。

 

そのため、少し手前の文章に戻って( セ )の定義を確認してみましょう。

 

 

問題文には

図3の状況を考えてみた。このとき、Xは( セ )であり、Xがゲームを休んでも残りの全員は同じ情報を共有できる。

とあります。

 

 

図3でXから見たとき、以下の関係がわかります。

 

• 1友:Y, Z
 

• 2友:Yの友人(X, Z)、Zの友人(X, Y)、X自身も2友

 

• つまり、YもZも「1友」であり「2友」でもあります。

 

YとZは直接繋がっているため、Xが休んでもYとZの間で情報共有が可能になります。
 

このことから、( セ )は「1友のすべてが、2友でもある人」であると定義できます。

 

問題文より、

図1において三角形のメンバーになっている人を調べてみたところ、Aさん、Bさん、Cさん、Dさん、Gさん、Hさんの6名であった。この中で、( セ )は例えばDさんが該当する。ほかに( セ )に該当するのは( ソ )、( タ )、( チ )で合わせて4名である。

 

三角形のメンバーのうち、「1友のすべてが2友でもある人」に該当するのは、Dさんと、Aさん、Bさん、Gさんの4人です。

 

この4人がそれぞれ属する三角形は、以下のようになります。

 

 

• Dさん:△ABD, △BCD の 2つ
 

• Aさん:△AGH, △ABD の 2つ
 

• Bさん:△ABD, △BCD の 2つ
 

• Gさん:△AGH の 1つ

 

 

よって、(1)の条件「Xさんが一つだけの三角形のメンバー」を満たすのは「Gさん」となります。

 

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02

前問までに、空欄(セ)は「1友のすべてが2友でもある人」であり、この条件に当てはまるのはAさん、Bさん、Dさん、Gさんの4名だと分かりました。

選択肢7. Gさん

このうち、参加している三角形の数は次のようになります。

Aさん:二つ
Bさん:二つ
Dさん:二つ
Gさん:一つ

Gさんが参加している三角形は、Aさん・Gさん・Hさんの三角形だけです。

したがって、空欄(セ)の条件を満たし、一つだけの三角形のメンバーである人は、Gさんです。

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03

Aさんは、図3のような関係を三角形と呼ぶことにした。

そこでAさんは、図1において三角形のメンバーになっている人を調べてみたところ、Aさん、Bさん、Cさん、Dさん、Gさん、Hさんの6名であった。この中で、1友のすべてが2友でもある人は例えばDさんが該当する。ほかに( セ )に該当するのはAさんBさんGさんで合わせて4名である。

 

(1)Xさんが一つだけの三角形のメンバーであれば、休んでも残りの全員は情報共有できる。このXさんとして( テ )が該当する。

 

( セ )に該当する、一つだけの三角形のメンバーを選択しましょう。

選択肢1. Aさん


Aは二つの三角形(AGH、ABD)のメンバーです。

選択肢2. Bさん


Bは二つの三角形(BAD、BCD)のメンバーです。

選択肢3. Cさん


Cは( セ )に該当しません。

選択肢4. Dさん


Dは二つの三角形(DAB、DBC)のメンバーです。

選択肢5. Eさん


Eは三角形のメンバーではありません。

選択肢6. Fさん


Fは三角形のメンバーではありません。

選択肢7. Gさん


Gは一つだけの三角形(GAH)のメンバーです。

選択肢8. Hさん


Hは( セ )に該当しません。

選択肢9. Iさん


Iは三角形のメンバーではありません。

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