共通テスト(情報) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問15 (<旧課程>情報関係基礎(第1問) 問15)
問題文
S市は、「農業における生産量の低下」という問題を抱えている。そこで、S市に住むユウキさんは、情報通信技術を利用した解決方法を提案するために、学校で学んだ問題解決の手順を参考にして、情報の収集と分析を行った。
c ユウキさんは、学校の先生から図4のグラフでは情報通信産業の就業者数が著しく増加しているような誤解を招く可能性があると指摘された。そこで、ユウキさんは、誤解を招かないように図4のグラフを改善することにした。改善すべき箇所として最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(情報)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問15(<旧課程>情報関係基礎(第1問) 問15) (訂正依頼・報告はこちら)
S市は、「農業における生産量の低下」という問題を抱えている。そこで、S市に住むユウキさんは、情報通信技術を利用した解決方法を提案するために、学校で学んだ問題解決の手順を参考にして、情報の収集と分析を行った。
c ユウキさんは、学校の先生から図4のグラフでは情報通信産業の就業者数が著しく増加しているような誤解を招く可能性があると指摘された。そこで、ユウキさんは、誤解を招かないように図4のグラフを改善することにした。改善すべき箇所として最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
- 凡例を削除
- 棒グラフを折れ線グラフに変更
- 左縦軸目盛りの範囲を修正
- 右縦軸目盛りの範囲を修正
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この過去問の解説 (3件)
01
このデータの表し方の直接的な問題は、左縦軸目盛りの範囲です。
8500~10500 の範囲だと、ほぼ該当データの最大値から最小値の範囲で、
総労働人口の減り方に比べて、大きく増加しているように見られてしまいます。
ですので、これを修正する方法としてには、 左縦軸目盛りの範囲を修正 が正答となります。
凡例を削除しても直接的な問題解決にはなりません。
本質的に問題解決につながりません。
を解消できません。
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02
棒グラフは情報通信産業の就業者数(約8500〜10500人)、
折れ線は総労働人口(約10万人)を示しており、
2つの縦軸のスケールが全く異なります。
左縦軸は 8500〜10500 と非常に狭い範囲が設定されているため、
実際には緩やかな増加であるにもかかわらず、
棒グラフが急激に伸びたように見えてしまい、誤解を招きます。
そのため、
左縦軸の範囲を 0〜11000 など適切な幅に修正し、
増加の度合いを正しく表現する必要があります。
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03
情報通信産業の就業者数が著しく増加しているようにみえるのは、右軸と左軸の1目盛りの値が違いすぎるからです。
左軸(棒グラフ・情報通信産業の就業者数): 1目盛り 500人
右軸(折れ線・総労働人口): 1目盛り 25,000人
左(棒グラフ): 1目盛りが500人なので、わずか1,000人増えただけでも、グラフ上では高く伸びて見えます。
右(折れ線): 1目盛りが25,000人もあるので、総労働人口が10,000人減っていても、グラフ上ではほとんど変わっていないように見えます。
凡例を削除すると、どちらのデータがどれかわからなくなり、グラフとして成立しなくなります。
形式を変えただけでは、スケールの歪みは解決しません。
左縦軸目盛りの1目盛りの幅を右縦軸と等しくすると、誤解を招かなくなるでしょう。
右縦軸は総労働人口の目盛のため、1目盛りの幅を変更しても、情報通信産業の就業者数のグラフのみためは変わりません。
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